サジーは世界中に分布していて、6種類、12亜種が存在しています。
種類によって、成長した背丈や果実の大きさや色、形状、成分などの特徴が異なり、色が薄く、大味なものもあり、当然栄養価は違ってくるようです。
ここでは日本サジー協会(サジーの普及に力を入れている団体)が「最高品質」と認定している「ビコアサジー 」の産地「内モンゴル・蛮漢山」を紹介します。
サジーが栄養たっぷりな理由は厳しい環境の中で育つから
「砂漠地帯でも生きていける」植物というものが存在するのでしょうか?
植物は水と太陽の光がないと発育しないものですが、サジーは「厳しい環境だからこそ生きる」といわれています。
サジーのなかでも最高品質と言われるビコアサジーが生息する内モンゴル自治区は年間降雨量が400mm。日本の数日分しか雨が降らない場所です。
そんなカラカラに乾いた土壌でサジーは「ぷるぷるに潤った果実」を実らせるのです。
カラカラにひび割れた大地に、サジーは生きています
モンゴルはとてつもなく寒い!
冬場は北部や高地では-40℃にまで達します。
日本の豪雪地帯でも、なかなかここまでは下がらないかも知れません。平均でも最高気温は-5℃、最低気温は-15℃くらいです。
ちなみに冷凍庫の中は-18℃。
サジーの産地の寒さが想像していただけるでしょうか?